今日から９月。長月といいますが、これは旧暦での呼称であるため厳密には10月９日から。秋の夜長といっても旧暦の話し。暫くはまだ夏です。
昨日は宮野花火大会。通称「自衛隊花火」でした。
この花火はもともと、英霊を慰めるため、護国神社のみたま祭りの余興として行われており、本来は８月８日（これも、もとは８月６日に開催）でしたが、西日本豪雨災害による自衛官の派遣及び自粛により昨日31日に順延されたものでした。
各地で行われる花火大会は、天候により順延されることはあっても、決して中止されることはありません。これは、消防法により大量の火薬を保管する期限があり、「来年、また使う」ということができないからです。よって、期限内に使用しなければ数千万円が無駄になってしまうためです。
氏子さん数人より、「お宮の駐車場を使わせてください」と要望があり快諾します。日頃のご奉仕に応える、数少ないお返しです。しかし、こうした断りを事前に入れられる方とは別に、毎年多数の無断駐車があります。
僅かな時間、しかも夜間であるため駐車は構わないのですが、無断で利用する人の多くはマナーが悪く迷惑することがあります。
境内にはそれまでなかったゴミ（吸い殻、ペットボトル）が投げ捨てられていました。今年はありませんでしたが、以前には露天やコンビニで買った焼きそばやかき氷など大量のゴミが散乱していたこともあります。取り分け、食べかけのまま地面に捨てられているものには閉口します。翌朝、これらを一つ一つ袋に回収していく姿を捨てた人は知るはずもありません。
山口では唯一の花火大会。マナーを守ったうえで、大いに楽しんでもらいたいものです。
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