昨日、親類のご逝去がありましたが、本日が友引であるため明日がお通夜となります。 先日、先輩の神職さん方と研修会を行ったときのこと。 最近の台風や地震などの相次ぐ天災で多くの犠牲者がでました。深夜の寝静まっているときに土砂崩れで家が一瞬で土に覆われるなど、予知できない事態で亡くなった方も多数あることに、「人は生かされていることを実感した。」と言われました。
全くその通りです。 人は勝手に生きているのではなく、神さまによって「生かされている」と思います。この「生かされている」とは、生きている人は「まだ生きていなさい(すべきことがある)」と使命を与えられて生きているのです。かと言って、亡くなる方が生きなくて良いとされているわけでもありません。 吉田松陰は、人の一生を植物の生長に例えました。春に芽生え、夏に成長し、秋には実りをもたらし、冬に枯れていく。それが早世の子どもでも、その子なりの四季がある。
時間を大事に、一日一日。後悔はあっても、恥ずかしくない毎日を過ごしていきたいものです。
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