今週末の六日、当宮の例祭が行われます。11時からですので、皆さん奮ってご参列ください。(雨の予報ですが、もちろん行います)
先日、温かいお話しを伺いました。
30日の夕刻、若干雨でしたが電話が鳴りました。
出てみると、JAF(車の故障等で緊急時に救援してくれる会員制のサービス会社)の方です。
「お客さんが、お宮の近くでお車が故障されたので来ましたが、今日一日神社の駐車場に停めさせていただけないでしょうか」。
そのような事由でしたら勿論構いません。「どうぞ停められてください。結構ですよ」。
翌日一日、第二駐車場に車が駐車してありました。
その日の夕刻、ご婦人がお礼にお見えになりました。
「今八幡宮さんの石段の前で、突然車が動かなくなってしまいました。何しろ古い車なので、いつかこうなるのではないかと思っていました」。
「事故ではなく故障であったため、お怪我が無くて何よりでした」。と申したところ。
「石段前で車が急に停まって動かなくなったとき、後続車が2台ありました。その方が降りてこちらに向かってこられたので文句を言われるのかと思っていたところ、『ここでは(追突される恐れ)危険ですので、安全のために移動しましょう』として、お宮の第二駐車場まで、お二人の女性が押して車を移動してくださいました。このような親切をされたことがなく感動しましたが、お宮の前であったため、神さまが助けてくださったと思います」。
「それは良かったですね。お宮の者としても、そのような方がいらっしゃって嬉しく思います」。
ご婦人は丁寧にお礼を言われてお帰りになりました。
もしかして神さまは、このままでは大きな事故になるから警告されたのかも知れません。そして、親切な二人の方に助けてあげるよう仕向けられたのでしょうか。
神さまに感謝されたこのご婦人もまた、「神さまのお蔭」と言われるところに、幸運を招くお人柄があったのだろうと思います。
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