前回、一カ月の停滞を経てからの更新には、「見ました!」メールが一通届き、安心しました。また停滞した時には、何か話題を提供してください。
DVDやテレビのBS放送全盛の現在、映画館に足を運ぶことは皆さん激減していることと思います。その証拠に、山口では映画館が無くな¥って久しく、県内でも数館あることかと思います。それだけ「家のテレビで観る」という内的志向になっていることでしょう。 しかし、言わずとも映画館と家庭のテレビでは決定的に異なるものに、画面のサイズ以上に重要なこととして音響があります。大画面に臨場感ある高質な音が加わることで、迫力が何倍にも増すことは明らかです。
全国で大ヒット放映中という「ボヘミアン・ラプソティ」ですが、一週間に二回も足を運んでしまいました。映画館自体、何年振りでしょうか。これは音楽が多く使用されているので、家庭のテレビでは感動も半減することでしょう。 91年11月、ヴォーカリストのフレディ・マーキュリーはHIV陽性という事実を、弁護士同席で記者会見しました。この模様をニュースで見て驚きましたが、翌日、何と亡くなってしまいました。高校の先生が朝の第一声で、涙ながらにこのことを皆に伝えられました。(しかし、生徒のなかでクイーンを知る者が数人でした) 現在はLGBTなど、世間でもある程度認知され、一定の権利を有しますが、当時はまだそのような時代ではありませんでした。また薬も存在しない、まさに死の病でした。
さてこのクイーンですが、昭和54年の来日公演で、中四国では唯一、この山口でコンサートを行いました。現在の情報芸術センターあたりにあった県立体育館です。(このことを話しても誰も信じないのですが、先日、サンデー山口にそのことを書いた記事がありました) ときには映画館に観に行くという、ゆとり。息抜きには良いかと思います。
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