終日の雨、花粉の飛散は少ないようです。
言葉を大事にする職業ですが、これとは関係なく、流行(はやり)言葉は使用しません。あらゆる語彙を駆使することで、日本の美しい言葉を守りたいものです。
「超〜○○」など、美しい日本語かと問われると積極的には肯けません。昔は「超」と言えば「超合金」のことでした。
「全く」や「微塵も」という意味でしょうか、「一ミリも○○」という言葉も耳にします。 一ミリより小さい単位に、マイクロメートル(かつてはミクロンと言われていましたが、現在は変更されました)があります。また洗剤のコマーシャルで使われる「ナノ」は更に小さな単位です。つまり、基準となる大きさを明示せず「一ミリも○○」と言われても、洗剤業界の方にとっては富士山並みの大きさです。顕微鏡を使う職業の方からすると恐竜くらいに感じます。まさか、一ミリがこの世の最小とでも思われていないことでしょう。そもそも、一グラムや、一ワット、一秒ではいけませんか。一パスカルなど言えばカッコいいかも知れません。
テレビに出るタレントさんも言葉を大切にする職業のはず。よろしくお願いします。
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