蒸し暑い毎日、またこの時期がやってきてくれました。
今から30年くらい前になるでしょうか、NHKにおいて再放送、再々放送かも知れませんが、アメリカのテレビドラマで「大草原の小さな家(Little House On The Prairie」という番組が放送されていました。 西部開拓時代の古き良きアメリカの家族愛を描いたドラマです。ご存じの方も少なくないことでしょう。これを見て育った世代にとっては、これによってアメリカという国や、何よりも家族を大切にするということ、また日本とは全く異なる文化(異文化理解)というものを知りました。DVDコンプリート・ボックス(全話収録)を購入していますが、現在再々再放送されていることは嬉しい限りです。(慣れ親しんだ声優さんが全く変わっていることに戸惑いがありますが)
このドラマの設定は、日本で言うと幕末の頃になります。もちろん、電気、ガス、水道など無い時代です。環境により引っ越しも頻繁であり、馬車で大草原を巡り、不自由な生活ながらも家族がひとつになる。問題が生じると、それは個人の問題ではなく家族皆が真剣に考え、皆で支えあって乗り越えるという感動の名作です。
舞台はミネソタ州で、住居は度々引っ越すので一定していませんが、主にウォルナット・グローブという田舎町。(以前アメリカにおいて少し話した方がミネソタ在住であったので、「このドラマで育ったんだよ!」と話したらびっくりしていました。アメリカにおいても古典ドラマのようです。)
アメリカという外国を知った始めであり、地域の皆が一丸となり外部からの問題に立ち向かう。素晴らしい名作と思います。
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