山口総鎮守 今八幡宮
詳細ページ 新着情報 

食事のマナー
2019年08月27日

 ひと頃の猛暑、真夏日や猛暑日も一段落したようで、朝夕と涼しくなってきた気がしますが、まだ油断できません。甲子園の球児たちの夏も終わり、毎年ながら少し寂しくなる時期でもあります。

 食事におけるマナーについて、日本は他のどの国よりも厳格ではないでしょうか。
 お箸の持ち方、茶碗の抱え方(犬喰いしない、指は揃える)、食べる順序(まんべんなく、いわゆる「三角食べ」)など、他の国にもあるのでしょうか。他にも足を投げ出して食べない、できれば正座(片足を立てて食べる行為などは論外)。日本には、食べ方一つをとっても美しさや綺麗な作法があります。そのようななか、気になる汚い行為があります。

 梅干しを食べたあと、種を口に含み、果肉を吸い取った後に吐き出すという行為です。

 口に含んだものを吐き出すことが不作法であることは、日本に限らず万国共通と思います。しかし、これをしている人が実に多いことは皆さんもお思いではないでしょうか。

 家で一人で食事しているときは、これでも良いとしましょう。しかし、ホテルの朝食時など、他に人が居るとき、吐き出す行為が目に入ります。皿を片付ける方も吐かれた種を目にすることでしょう。その汚い行為、汚い種はどう説明されるのでしょうか。

 「自分さえよければ構わない。」

 「種の周りの果肉が勿体ない。」

 そんなことは自分のいいわけであり、どうでも良いことです。

 和食は世界遺産に認定されています。日本人はお行儀も良く、食事のマナーも世界的に高水準のはずです。

 皆さんはどのようにお考えでしょうか。


[ もどる ]
 
今八幡宮
今八幡宮社務所 〒753-0092 山口県山口市八幡馬場22
  TEL 083-922-0083 FAX 083-922-0312  お問い合わせ