暫く滞っていましたあいだ、天皇陛下の御即位礼があり、当宮でも当日祭を行い、またそれに先立つ20日（日）は恒例の日帰りバス旅行があり、31名で福岡県に正式参拝等に行ってきました。
醤油、ソース、マヨネーズ、ケチャップ等々、「つける」「かける」ものがありますが、なかでも醤油はほぼ毎日使用するものではないでしょうか。
醤油はあらゆる料理で使用するほか、味付けにも欠かせません。勿論、掛け過ぎは塩分過多でいけませんが、無くてはならない必需品です。
お寿司もその一つです。
お寿司をつまむと、ひっくり返してネタ（魚）の部分に醤油を付けます。
そのようななか、イクラやネギトロなどの軍艦巻きは、ひっくり返すと具材が落ちるからということで、そのままシャリ（お米）の部分に醤油を付ける人がいらっしゃいます。
重大なマナー違反であり、見ていて「田舎者」とされても仕方ない恥ずかしい行為です。
日本の食文化において、米に醤油を直接つける料理は一つもありません。あくまでも具材に付けるものであり、このような下品な食べ方は、周りの人々を不快にさせる蛮行といえましょう。しかしながら、案外これをする人がいます。むしろ、これが正しい作法と思っている人さえいるのではないでしょうか。
醤油など、優れた食品には、それに応える作法も、日本的なものであり、お茶などと同様、しかるべきマナーがあるものを理解してほしいものです。
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