節分までのこの時期、厄年を迎える方の厄除けが非常に多く、加えて葬儀も増える頃です。社務所に不在ということも多々ありますが、どうか上記ご了承ください。
昨日もお宮を不在にしていたとき、普段からお米を始めとして御奉納下さる方よりご連絡がありました。
「御奉納したいものがあり、(不在であったため)出入り口に置かせてもらいました。」
取り急ぎ御礼を申し上げ、すぐに受け取りに参ったところ、大寒卵が1パックありましたので、すぐに三方(お供えものを載せる神具)に載せてお供えいたしました。
先日いただいたメールにより、恥ずかしながらこの大寒卵というものを始めて知りました。
大寒(前後を含む)に生まれた卵は健康に優れ、一年丈夫に過ごせるといわれているそうです。ニワトリは、かつて寒い時期には産卵しなかったなか、できた卵は強いということに依るためと思われます。
選ばれた優秀な卵であり、高級なものと思います。神さまもこれで一年ご健康でお過ごしになられることでしょう。
個人宅においても珍しい品(初物など)は神棚にお供えして、まず神さまにお見せします。そののち家族で頂きます。こうした慣例も、今は少なくなっているのではないでしょうか。(そもそも神棚が無い家が多い気がします。)
有難い御奉納に、深く感謝申し上げます。
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