昨日までの三連休、連日、莫大なご朱印の連続でした。良いお天気でしたが、コロナ・ウイルスの関係もあり、旅行を控えられた方も多かったのではないでしょうか。
このところ毎日、テレビ・新聞ではこのウイルスに関する報道ばかりです。そのようなところ、看過できない報道も見受けられます。それは、海外からも日本の対応について不満や不備が指摘されているところです。
そもそも今回の「プリンセス・ダイアモンド」という船は、イギリス船籍です。つまり、イギリスの船です。 飛行機であれば、例えばアメリカの飛行機が日本の空港にあっても機内はアメリカの法が適用されるのは知られていますが、船も同様です。公海上はイギリスです。イギリスは航海中に何も対応しませんでした。(船の場合、飛行機と異なるのは領海に入った時点でその国の法の適用となります) 日本は、入港を拒否することもできましたが、人道的、良心的に受け入れました。そのため、3,000人を超える人への食料、水、船の燃料を始めとするあらゆる支援は私たちの税金によって賄われました。本来はイギリスが負担し責任を持つべきところ、日本が受け入れたのです。このことを知ってか知らずか、イギリスのメディアは「日本政府は何をしているのだ!」「対応が悪い!」「なぜ長期間も船に閉じ込めるのか!」など言いたい放題です。現地日本食レストランでは「ウイルス、出ていけ!」というスプレーでの落書きもありました。
イギリス国民はどうも、(船が横浜にいるため)これは日本の船と思っているようです。何とも無責任で腹立たしい人々です。
中国も同様、自国で起こした伝染病でありながら、何ら我が国に対して補償も謝罪もありません。
サーズ、マーズ、黄砂、PM2,5など、私たちはこの国が撒き散らす、あらゆる害毒にいつも辛抱していますが、今回も多大な被害を蒙りました。日本にどこもマスクが無いなか、中国に大量に送った(支援物資)政府や自治体は、一体何を考えているのでしょうか。自分の国よりも他国の人びとを優先するというあり方にも疑問を感じます。
早い段階で、このウイルスの存在を示して警告を行った中国の医師(既に感染して亡くなりました)を投獄するなど、いつもの隠蔽のせいで事前に知られることがありませんでした。危険を訴えたにも関わらず、言論統制を解除しないこの国が最も大きな過ちを犯しました。 今回の一件により、日本政府の脆弱な方針が顕在化しました。このことが分かっただけでも良かったのかも知れません。
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