年末以来、初めての更新となってしまいました。社報との二刀流、ご容赦ください。
重要文化財であります本殿・拝殿・楼門の御屋根の葺き替え工事も順調に進んでおりますが、ここにきて耐震構造の懸念が指摘されております。 楼門は、下層の上に上層が「載せてあるだけ」ということで、重量で支えられているだけなので、横揺れで倒壊する恐れがある、ということです。これは古い建築様式を表しており、現に600年もの間、多くの地震にも難なく耐えてきた実証があるのですが、場合によっては鉄筋などを入れる必要があるそうです。 できることなら、こうした近代技法を取り入れず、古い技法を尊重したいのですが、これは専門家の判断に委ねるしかありません。 別途、見学会も予定されていますので、貴重な機会、お見逃しなく。(人数・入場制限があります)
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